水葬の方々について

水葬での別れ

海上で絶命してしまった場合を想定してしまう、水葬です。陸上で絶命をしても水葬することを望む人もいるのでしょうか。
また、その逆に陸上で絶命してしまった方を水葬するというのは、日本ではできないようですね。しかしながら、火葬の後に、遺灰になった故人を海上から別れをするようなことは可能でしょう。

しかし、周囲の方々の理解を得ることも難しいので、儀式というよりも、慎ましく、平服での行となるようです。その際、宗教的なことは、特段、感知されないようですね。
これは、宗教的という範疇から離れているような行動にも視えたりもしますね。

いずれにしろ、日本では、火葬をして人骨を墓に埋めるという風習がまだまだあります。その風習に従わないという選択をした人の生き方にもよるのでしょう。
また、その故人の意思を受け継ぐ人もいるからこそ、日本での水葬に似た行動もできるのでしょうね。

水葬してほしい人

本人から望んでの水葬することもあるのでしょうね。海との関わりがとてもあった方なのでしょうか。
しかし、残された人にとって、水葬となると、日本では、不可能に近いのですよね。法律などでも禁止されているのでしょう。
しかしながら、どうしても海に戻りたいと熱望している方の遺言であれば、遺族の中で同意をいただいていれば、海に遺灰を放つという方法もあるのではないでしょうか。
しかし、あまり歓迎されないようですから、周囲の方への配慮が大切になってくるのは必須ですね。どんな形であっても故人とのお別れと、故人の意思を継ぐという意味合いでは、残された人の意思によるところが大きいですね。
世界は広く、海を知らない人も存在するとも思うのですが、この水葬というのは、海になんらかの関わりがあった方の、生き方の一つでもあるのでしょう。