火葬での住民

土葬で送る人
死者が生き返るようなゾンビなどの物語があるのは、土葬の習慣がある地域でしょう。
風の力に委ねるのではなく、あえて土にかえってもらうというやり方には、それなりの理由もあることでしょう。植物から生きるエネルギーを頂戴し、植物の生育によって我々、人間の営みも成立しているのです。
そして、それぞれ植物も土壌の質によって変化もすることでしょう。その土壌に還るということは、自然界の中では、本当に自然なことなのかもしれないですね。
しかしながら、群れを作って生活している人間にとっての衛生面では推奨されないことかもしれないですね。なので、日本では、火葬の後、納骨をするという方法が国の方針もあり定着しているのではないでしょうか。
土葬で葬ってほしいと思う人は?
土葬という方法で葬るのは、自分以外の人の協力が必要となってきますよね。その土地に根付いている風習や宗教的なこともあるでしょう。
そして、自分の力だけではできないということですね。葬法というのは、自己完結できない事柄で、他者との繋がりがあるからこその、できる行事でもあるように思えるのです。人と人との繋がりや関わりをどのような形で死者と別れるのかなどを含め、人の営みの一部なのでしょう。
また、土葬だと、死者が生き還ってほしいという願望にも繋がりやすいのかもしれないですね。ゾンビなど死者が生き還る物語は、土葬している地域でのことですしね。本当に人が暮らしている地域によって思想も風習も違うのですから、簡単に理解はできないでしょうね。